怠惰のまさか度

どれだけ怠惰性を貫けるか、みたいなアレです。

2017/11/11

2017/11/11 くもり。 気温低し。

 

今日はこころの病院へ行った。特に何もなく、経過観察で大丈夫らしい。うん。最近は調子が良い。このまま何とか冬休みまで耐えていこうと思う。

 

診療を終え、精算を待っていると、母の顔が急変した。明らかに焦った様子で外へ出るように僕に伝えた。何事かと思ったが、取り敢えず指示に従う。

どうやら、近所住民が病院にいたようだ。そんな事で何も焦らなくても良いのに。まぁ場所が場所だけに見つかりたくないのも分かるけれども。

 

しかし、仮にこころの病院へ行っていることがバレたとして何の恥になるのだろうか。そういう偏見を認めているからいつまで経っても日本人は病んでいるのではないか。

などと思っているが、偏見と戦う元気もないし、その辺は別の人たちに任せた方がいい気がする。僕には多分向いてない。

ゆうきゆう先生とかに頑張っていただく事にしよう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ダルい。

 

 

 

 

2017/11/11                               山中馬之助

2017/11/09

2017/11/09。晴れ。気温低し。

 

今日は一段と寒かった。こんな程度で雪国の人間が弱音をあげるような事があってはならないのだが、そう感じるのだから仕方ない。寒かった。今日はとてもとても寒かった。

 

やはり身体のだるさや憂鬱さは消えないが、なんとか周りと同じような生活ができるようになってきた。ここ一週間ほどは無遅刻無欠席である。授業時間を保健室で休んで過ごすのも少なくなった。

 

そうそう、今日は少し熱っぽかったので保健室に体温を計りに行った。保健室に入ると保健の先生に、「最近来てなかったね」などと言われた。ここは行きつけのバーか何かか。

 

まぁ健康なのはいいことだ。特に、これからの冷え込みは身体に堪える。身体の健康なくして心の健康は保てない。

 

「健全な精神は健全な肉体に宿る」という。僕はあまりこの言説を唱える人を信用していないのだが、言説自体はまぁ、正しいのだろうな、とも思う。身体に障りがあると心の維持が難しくなるのは確かだ。

 

寒さは我々の敵である。そして、それはこの雪国に暮らす以上、乗り越えなければならない宿命でもある。雪国の諸氏、共に頑張ろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こたつあったか〜い。

 

 

 

 

 

 

2017/11/10                             山中馬之助

ダルい

日記をつけると言ったな。あれは嘘だ。

 

怠惰性がもう板についたのか、例の抑鬱が効いているのか、日記を書くのも面倒になっている。三日坊主ですらなく、一日目で終了だ。

全く、我ながら呆れる。

 

 

あまりにも怠惰が過ぎるので開き直ることにした。ブログのタイトルを「馬之助のウマウマ」から、「怠惰のまさか度」に変更した。

 

ウマウマな人生はしばらくお預けになるようだから、それまで怠惰の限りを尽くしてやろうと思う次第である。果報は寝て待てだ。

 

しかし、中々呪われそうというか、罪深いタイトルをつけてしまった気がしないでもない。

まぁそもそも、「山中馬之助」という名前自体怒られそうな感じだし、怒る人が変わるだけだからそれ程気に病むことでもあるまい。

 

 

将門の呪いはガチらしいけど。

 

 

 

 

怖い。

 

 

 

 

 

 

2017/11/09                                         山中馬之助

 

2017/11/05

今日から日記をつけよう。

ブログだからといって気張らずに、特定されない範囲で好きな事を書こう。そう決めた。

2017/11/05。晴れ。

よく晴れた。本当によく晴れた。僕の沈んだ気分を嘲笑うかのように、よく晴れた。

課題が溜まっていた。自称進学校生にとっては三連休などあってないような物だ。山ほどの課題が出た。

しかし、そんな物を処理できる体力ややる気などがあるはずもなく、一切手をつけないまま最終日を迎えた。

今この日記を書いている僕は2017/11/06の世界線にいる。0時43分ごろだ。おそらくこの記事が公開されるのは1時ごろになるだろう。無論課題は終わっていない。

 

ダルい。とにかくダルい。

今、僕の身体の主導権はきっと脳以外のどこか別のところにあるんだと思う。たぶんふくらはぎとかその辺だ。

ダルさとそれにより溜まるタスク達、そしてそれを見て発生する、主に自己への嫌悪感が僕を襲う。やはりダルい。

 

そうそう。今日は徹夜する予定なんだった。そのためにモンスターエナジー、所謂“魔剤”も購入してある。今は冷凍庫でキンッキンに冷えているはずだ。犯罪的なうまさかどうかは知らないが。

 

まったく、こんな具合で朝までに課題が終わるのか不安になる。まぁいいかな。結局夏休みの分も終わってないままなし崩し的になっているし。これが終わらなくても別段問題にもならないだろう。

 

こうなったらアレしかない。

「もうどうにでもな〜れ☆」しかない。

 

いや、しかし現実から逃げてきたツケを払っているところなのだ。更にツケを増やしてどうする。

やるしかない。やりたくないけど。

やらねばなるまい。やりたくないけど。

 

こんな事をしているうちに朝が来る。来てしまう。

スマホを閉じて、ツケの支払いを始めねば。

 

やりたくないけど。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(これ日記か…?)

 

 

2017/11/06 山中馬之助

回復へ

 ここ半年ほど憂鬱な状態が続いている。どうやら軽度の鬱になっているようだ。学校へ行けないことも多々あり、成績の下降は著しい。

 いつまでもこうしている訳にはいかない。無理はいけないが、そろそろ本格的に回復を目指さなければならない。カウンセリングも受けているが、やはり体調を整える事から始めねばなるまい。

 

 という事で、歯医者へ行ったり、整体を受けたりと、身体のメンテナンスをしているのだが、これがまた酷いことになっていたようだ。

 前も書いたが、虫歯がたくさんあった。歯科医からは「よくここまで作ったね」といった内容の事を言われた。歯痛で水を飲むのもままならなかったから、妥当な評価だと思う。

 およそ半年ぶりに整体へ行った。首と腰に強いコリがあるらしい。歪みをとってもらったのだが、さっきから少し痛む。たぶん、身体が歪んだまま筋肉がついたのだろう。それ程酷い状態だったのだ。

 歯にしろ腰骨にしろ、ここまで放置してしまったのは、一重にあの抑鬱の行動力減退によるものだ。全く、あちこち滅茶苦茶になってしまった。

 

回復を目指そう。身体も心も正常にしなければ。これ以上、暗い気分に蹂躙されるわけにはいかない。

 

 取り敢えず、生活リズムを整える事。それに尽きる。無理はいけないが、いつまでもこうしてはいれない。反撃だ。回復の時だ。

 

 

 

2017/10/18                            山中馬之助

怠惰

 歯医者へ行った。虫歯による歯痛を治すためだ。いい歳して食い物の入り口に大量の菌を住まわせてしまったわけだ。情けない。

 こんな事になったのは深い事情が…あるはずもなく、ただただ歯磨きをサボっただけだ。全く、いい歳して歯磨きもできないとは。

 

 いくつになっても歯医者は怖い。笑われようが構わない。歯医者は怖い。痛いわけではない。あれしきの痛みは気にならない。

 歯科医の腕は確かだ。僕は彼らを信頼している。にも関わらず、怖い。歯医者とはそういうものなのだ。

 歯医者の何が怖いのか。そう、あのライトだ。あの光に照らされると、人体改造でもされているような心持ちがしてくる。

 そして、あのドリル(のような機器)の音である。あの機器が自分の視界の外で自分の身を削っているのだ。そして、悪魔の雄叫びと歯の断末魔が聞こえてくる。怖い。

 

 あのライトの光とあのドリルの音を浴びたとき、いつも思い出す光景がある。いつか見た、本郷猛がショッカーにより改造人間にされるシーンだ。いや、僕の枕元にいるのはあの黒マスクではなくて白衣の天使なんだけども。

 歯の治療ですらこれほど怖ろしいのだ。本郷猛の感じた恐怖は想像を絶する。その痛みも同様だ。あいつらの腕はダメだろう。たぶん、かなり雑な手術をする。絶対痛い。

というかショッカーはなぜ全身麻酔をかけないのだろうか。もう少し被検体に優しくてもいいのではないか。ヘタに抵抗されてダメになったら大損だ。その辺は大丈夫なのか?リスクマネジメントとかちゃんとしろよ悪の組織。

 

 などと考えているうちに処置は終了する。まぁ同じような事を週に一回のペースでやってもらわなければならないから、終了した訳ではないのだけど。一旦休止という訳だ。

 かなり神経を消耗した感があるが、これらは全て己の怠惰が招いた事である。やれやれ。まぁしかし、たかが歯磨きをサボった程度で人体改造を受けなければならないのだ。

怠惰というのは、やはり大罪である。

 

 

 

 

 

2017/10/14                               山中馬之助

慢性的睡眠不足と引き篭もった社会性

慢性的睡眠不足である。つらい。とてもつらい。

恐ろしきことに、一晩眠れぬ夜を過ごすと昼夜は簡単に入れ替わる。つらい。とてもつらい。

 

現在深夜4時を回り、朝刊が届けられる音がした。ようやく微量の眠気が香ってきた。この分だと眠気のピークは早朝に来る。

無論、今日は平日であるから眠るわけにはいかない。

 

学校とは、奇怪で、狂った場所である。

あの巨大な校舎は魔王でも住んでいるような気すらしてくる。

万全の状態でもかなりつらいのだ。眠らずに行けばスライム辺りに殺されてしまうだろう。

 

ただ、悪い事ばかりではない。睡眠不足だと注意力が致命的に欠ける事になるが、裏を返せば蛮勇を抱く事にもなる。

失敗の可能性を認識できなくなるのだ。

通常なら、蛮勇というのは、あまり抱くべきではない。しかし、僕のような日陰者ならどうか。他者との関わりを極力避けている透明な存在に、蛮勇によって色がつくのだ。

 

僕は元々他人が好きじゃない。だけど、関わりを避けてしまったのは愚策だった。消しゴム1つ借りる相手がいないのは不便だし、孤独はつらい。寂しい。

人は社会的動物なのだ。孤高の存在にはなれない。

 

だが、自らの手で閉じた扉は誰も開けてはくれない。そんなお人良しはいないし、何より内鍵が締まっている。自分で開かなければいけない。それができないまま、ここまで来てしまった。

 

しかし、僕には蛮勇がある。抱いて良いものかはわからないが、確かに、この内鍵をぶち壊す力はある。

外に出よう。失敗したって構わない。落ちるところまでもう落ちた。ここは地獄の釜の底だ。

 

などと考えながら、朝日を待つ。

 

 

                                                            眠い。

 

2017/10/03         山中馬之助